日鑑 - 金戒光明寺のブログ -

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このページは、くろ谷 金戒光明寺が2010年7月25日 15:48に書いたブログ記事です。

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五劫思惟阿弥陀仏像について

アフロ写真


当山に「アフロヘアーの仏像」を拝みに来られる
参拝者が増えています。

当山では「五劫思惟阿弥陀仏像」としてお祀りしております。

五劫思惟の阿弥陀仏は、通常の阿弥陀仏と違い、
頭髪(螺髪・らほつ)がかぶさるような
非常に大きな髪型が特徴です。

「無量寿経」というお経によりますと、阿弥陀仏が
法蔵菩薩という名で修行中の時、
諸々の衆生を救わんと四十八の願を立て
、 「五劫」の間、ただひたすらに思惟をこらし、
修行をされた。とあります。
五劫思惟の阿弥陀仏はその時のお姿をあらわしたものです。

「五劫」とは時の長さで、一劫が五つということです。一劫とは
「四十里立方(約160㎞)の大岩に、天女が三年(百年に一度という説あり)に
一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩がついに無くなるまでの時間」
のことで、五劫はその五倍ということになります。

そのような気の遠くなるような時間、思惟をこらし修行をされた結果、
髪の毛が伸びて渦高く螺髪を積み重ねた頭となられた様子をあらわしたのが
五劫思惟の阿弥陀仏で、大変珍しいお姿です。


私達衆生がお念仏を称えることによって極楽浄土に往生出来るのも
阿弥陀仏が上記のような永い修行を重ねられた結果なのです。

ぜひ、お参り頂き、五劫思惟像の前でお念仏をお唱え下さい。